TOPページ>恋愛コラム>第四十八回「男が貴女(あなた)に語るとき」
10月26日 21時05分執筆
第四十八回 「男が貴女(あなた)に語るとき」
これまでのコラムでは、男性の心理や特徴に着目したものが少なかったので、今回は
特に女性が「男性のここがわからない」と理解に苦しんでいる男性心理について私的見解をもとに語っていきます。
男性があなたに語るとき
と聞いて、あなたは何を連想されたでしょうか。
愛の言葉(口説き)
夢の話
仕事の話
趣味の話
男性が好意を寄せている女性に語る上位のトークテーマを挙げましたが、
今回着目する「語り」の内容は、男性が抱えている悩みや不安についてです。
● 男性があなたに本音を語る理由、そして男の宿命
結論から言えば、男性があなたに自身の悩みや不安、コンプレックスなどを吐露
するとき、あなたのことを心から信頼していて、好意的に捉えている可能性が高いです。
男性という生き物はご存じの通り、基本的にとてもプライドが高い性質があるということに加え、
かねてから「男はどんな辛いことがあっても耐えて乗り越えるべき」「男は闘って働きぬく生き物」というような
「かくあるべき男性像」を先人から引き継いで教育されてきたり、世間の風潮から期待されて育ってきました。
その結果、精神的ストレスやプレッシャーを常に独りで抱える結果になり、押しかかる男としての尊厳の重圧、
冷たい社会の眼差しに板挟みになったことにより、心の底にある「辛い、助けて、もう頑張れないよ」という素直な
SOSのサインに蓋をして、学校や会社やましては家庭でも誰かと接するとき、表面上では何事もなかったかのように、
取り繕ったり、虚勢を張ってなんとか乗り過ごしている日々を送るようになっているのです。
多大なストレスを被った男性は、一人見えないところで、自分を慰め、涙を流したり、本当に信頼できる少数の男性の
知己にそっとグチをや辛みを語ったり、酒やタバコやギャンブル、車といった娯楽に逃避してなんとか耐えしのいでいるのです。
そして、いくら信頼している友人でも本音のすべてを明かしたりはせず、どこか境界線を張って「これ以上の弱みは話せない」
と割り切っているところも、男のプライドや、「かくあるべき男性像」固定観念による重圧からだと考えています。
もちろんその程度は男性個々人によってまちまちですが、男なら誰もが当てはまる傾向はあるはずです。
● 最新の自殺率の統計からみる現代社会に生きる男性の実態
平成19年度「日本における自殺率」が3万3千人を超え、男女別でみると男性の自殺率が70%も占めている点、そして動機の
一因として、いじめ、失恋、受験失敗、失業など周囲との人間関係や社会的要求に応えられないorレールを外れてしまった男性は、
現実的に弱肉強食社会の敗者として位置づけられ、窮地に立たされた挙句に自己肯定感を完全喪失し、究極的に自らの命を絶って
しまう傾向がうかがえます。男性は最後まで我慢に我慢を重ね、「リストラ」や「過激ないじめ」という衝撃な仕打ちにより、その重圧から
心が折れてしまったその結果、鬱病や自死に陥るのです。
こんな時に、一人でも多く「ありのままの自分」を受容してくれたり弱音を吐ける友人や、医療関係の人間と連携が取れて、SOSを
醸し出している男性の異変を察知でれば、最悪の状況から免れる可能性は高くなります。
絶望の淵で消え入りそうに沈んでいる彼に手を差し伸べ、「人生やり直しができる、一緒に歩いていこう」と声をかけて手をひっぱって
くれる存在が傍にいたら、どんなにありがたくて救われることでしょう。
そして今まさに、独りで戦い抜いている男性にとって、あなたが彼を慕うその愛情が、絶大なる生きる支えになるのです。
恋愛、受験、就職の場面場面において「勝ち」「負け」が女性以上にはっきりと示され求められている現代、競争が激化している今日の
日本社会において、男性は、自分との葛藤と社会への不安が常に心の中で支配され、孤独を避けられないものとしてなんとかこの世の中
を生き延びているのです。そしてそんな弱みは決して自分以外の第三者には見せようとはせずにもがいています。
身の回りにいて常に笑顔が絶えない男性も、どことなく影がある男性も必ず凄惨な過去を乗り越え、見えないところで一人孤独と対峙
しているものなのです。光と影は表裏一体なのです。
「え?あの人がなんで!?」というような耳を疑う事件や出来事も、もともと男性が抱えている二面性のどちらかがたまたま表面化した
だけで、実は意外性でもなんでもなく、本人からすればなんら珍しいことではないのです。
● あなたのそばにいるあの彼があなたに頼ってくるわけ
また、男性は基本プライドの高い点からも女性にかっこいいところ、自分のいいところを見せてよく思われたい願望からアプローチしたり
コミュニケーションを展開するので、なかなか弱い一面や本音を見せることはありません。
ところが、男性も人間であって完璧でないのは当然なので、プライドが高い分、男性は一人で抱え込むことの自分をわかってくれる女性、
安らぎを覚える女性を常に追及しています。たとえ相手が恋愛関係でなく、男女の友情関係だとしても(むしろ恋人でないからこそ)
「俺、こんな辛いことがあってさぁ……」などと、自身のプライドを捨てて素直な気持ちを表現してくる異性がいるとしたら、あなたは彼にかなり
信用されているとみて間違いないと思います。彼の心の中ではかけがえがなくて失いたくない尊い存在だと認識しているはずですよ。
かくいう私も、自身の胸のうちを素直に話せる女性は、1人か2人です。もちろんその対象は恋人ではなくて、馴染みのある知人や母親ですが、
男性の友人に関して言えば1人だけです。
男性の方が少ない理由としては、同じ同性だからこそ、男としてのプライドが素直な心よりも勝ってしまい、「胸に詰まっている思いすべてを
話してしまったら、男として弱みを晒してしまうし、かっこ悪いから」と心のどこかで"かくある男性像"にはまってしまい、諦めてしまっている
部分があるのだと感じています。
そして職場や学校での人間関係では平然を繕い、帰ってきて一人になると先の見えない将来に杞憂し、孤独や不安から逃避するかの如く
自分を解って包み込んでくれる愛情深い存在を渇望する夜を送っています。けれども決して周囲の人間には開示したりはしません。
● 私から見た心の内を話せる相手が男性と女性における違い
女性の方が、異性ということもあって、男性にない母性愛的観点で優しく自分を包み込んでもらえる感覚があるので、話しやすいです。
年下か同年代か、年上かと比較すると、私の場合は、誰にも話せない悩みを話せる女性の年齢は、自分より年上の女性の方が多いです。
それはやっぱり幼いころから一人っ子で母親に育てられてきた環境から、年上の女性には甘えられて、頼りがいがあると強く潜在意識に
植えつけられていのが起因しているのからだと思います。
もちろん、自身の主観や周囲の男性像の実態から述べているので、世の中の全ての男性に当てはまるかどうかは断言できませんが、
きっと男性があなたに普段みせたことがないような弱い面をふと見せてきたら、あなたの存在に安らぎを覚え、絶対的な信頼を寄せていて、
あなたの人間性を肯定しているのは共通の見解なので、そういう風に受け取っている現実に対して自信を持っていただきたいです。
事実、かなりの出逢いがあったとしても、男性がそう思える女性って本当に少ないものなのですから。
● 現実的に男性があなたに弱みを見せてきたら
もしも男性があなたに自身が抱えている思いを吐露してきたら、いたずらに意見をはさまずに、共感してあげたり、相槌を打ったりして、
溜まっている男性の心の澱を吐かせてあげてください。
「よく頑張っているね」「私にはあなたのその努力や悲しみがよくわかるよ」と男性の苦しみを共有してあげれば、傷ついたプライドは癒され、
あなたに対する好感度や信頼感はたちまち増大します。
男性は、プライドが高い生物と幾度となく申し上げておりますが、女性に悩みを語るとき、基本的に悩み解決のためのアドバイスが欲しいの
はなく「こんなにも辛い思いをしている自分をわかってほしい、受け入れてほしい」一心に支配されているものなのです。
本質的に年齢に関係なく泣きわめく子を宥める母親のように、慈悲深く包容してくれる女性を求めています。
もちろん、あなたがその男性のことを特別視していなかったり、その要求が重く感じたりしたら、冷たくあしらい、振りほどいても良いでしょうが、
前述した通り、男女の関係を抜きにしてもなかなかそういう人間関係を築くのは簡単ではないので、とりあえず合わせておくだけでも、
「情けは人のためならず」というように、後々めぐりめぐって幸運が自分のもとにやってくる可能性が高いです。
男性は、一度信頼した女性には心を開きますし、尽くしたり助けてあげたりするものですから。
中には、好きになった男性や、付き合っている彼氏がなかなか思っている胸のうちを自分に話してくれないと嘆いて
悩む女性もいらっしゃるかと思われます。
現に、私がかつてお付き合いをしていた女性にも幾度となくそう言われたことがありますし、ここで出会ってきた女性の相談者様からも
「彼の本音がわからない」「自分の話をしてくれない」という数多くの相談が寄せられてきました。
そんな時は、ぜひ今回のコラムを思い出していただき、男性の心理のメカニズムを理解していただければありがたいです。
● 気になる男性が本音を話してくれないわけ
彼があなたに本音を話さないのは、話したくて話せないのか、話したくないから話さないのかの二パターンしかありません。
前者の場合は、本心では自分の胸のうちを語りたいと思っていても、絶好なタイミングをなかなか見出せなかったり、
女性が執拗に自分の本音をあばこうとしているため、追い詰められてしまった閉塞感から安易に口に出せなくなっているのかもしれません。
その場合は、「待ち」の姿勢に徹してください。
彼が私に本心を見せてくれないから躍起になって詰め寄る衝動は、きっとあなたの不安によるものだと思いますので、ここは一旦
我慢して、傍にいてくれる彼を信じて待ってあげてください。
その余裕に安堵した彼は、この先必ず自分から歩み寄ってきますから。
もしも我慢できなくて、このまま彼を押し続ければ、切迫した彼は、別れの方向を考えはじめる確率がかなり高い高くなります。
今関係修繕の為に必要なのは、自身のエゴイズムに蓋をして、彼を信じて待つ勇気だと思います。
後者の場合は、あなたとの関係、彼の性格によって原因は異なるので、普遍的回答はできませんが、きっと根本には
男として、好きになった女性には弱みを見せずに、自分がひっぱっていきたいという観念があるからではないでしょうか。
男性は心のうちのすべてを、特に自分の弱みや悩みをすべて女性に打ち明けようとはせずに、基本一人の時間で解決しようとする
傾向が多いので、その彼だけの時間、テリトリーにまで干渉してしまうと、鬱陶しく感じられて距離を置かれてしまうおそれがあるのです。
もしかしたら過去、二人の間でなんらかのいざこざがあって、彼があなたに対して心を閉ざしている状態から「真剣な話は話したくない」
という精神に陥っているのかもしれませんが、それは永久的な問題ではなく、一時的な心理だと思うので、ここでも彼を信じて待つ、
そして無条件で受け入れる姿勢が彼に安心感を与え、結果としてまた真摯に向き合ってくれる彼に戻ってくれると私は察します。
● まとめ
こうして述べてきた「女性に見せる自分の弱み」を逆手にとって、ギャップを装うことで、口説きの常套文句に駆使する
男性も中にはいます。しかしながら、その男性の人間性はほかでもないあなたが判断できるでしょうから、言動の節々から
真偽は見分けられると思います。
「彼が何を考えているわからない」不安から解き放たれ、男性心理を理解しようと努め、「そんな彼を信じて受け入れていきたい」
寛大な心を持てた時に、新しい二人の関係がスタートするのだと思います。
とにかく良好な関係を築いて行くための基本は、女性自身の心の余裕と、彼を一人の人間として尊重するスタンスです。
男性は、自分を泳がしてくれて、自分を理解してくれる女性と末長く付き合っていきたいと考えているからです。
今回、あくまでも20代前半のある男の持論を中心にここまで男性心理を述べてきたので、多くの読者に定評がある
男性心理学の第一人者「ぐっどうぃる博士」の書籍を以下に紹介しておきますので、是非一度ご覧ください。
● 男性心理を奥深く知るための推薦書籍
「あきらめきれない彼を手に入れる恋愛の極意―2人の関係に奇跡が起きる!」
価格:1,365円(税込)
失恋(彼氏に振られた女性)した女性がどうすれば彼と寄りを戻せるか、復縁できるかをテーマに、「恋愛専門ドットコム」
の管理人兼本作の著者であるぐっどうぃる博士の持論が網羅されております。
失恋、復縁以外にも遠距離恋愛や友達以上恋人未満の打開策など、さまざまな事例から、具体的攻略方法が載っています。
特筆すべき点は、作中の随所で取り上げられている多角的に解明された男性心理です。
男性の私から見て、今まで読んできた書籍の中では、これほど緻密に男性の心理メカニズムが分析されているものは
目にしたことがなく、タイプ別男性攻略法も添えられており、自分自身に当てはまる点がかなりあったので、ぞっとしました。
おぞましいくらい男性心理の真髄を突いている描写が多々あるこの本を参考に、男性の心理を理解して、現実の彼と
向き合っていけば、今までとは違った関係に進展できる可能性は高いと私は推します。
恋愛コラム目次に戻る│TOPページへ戻る│コラムの感想を送る│このコラムを投票する│前の作品を読む│次の作品を読む