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第十一回 「彼氏彼女がいる人を好きになったら-その2-」 12月14日
このテーマは以前取り上げて語ってきたのですが、私が某悩み相談サイトの掲示板で目にした書き込みで、
心に残る良い文章があったので、今回特別に紹介したいと思います。
以下の文は、彼氏がいる女性を好きになった男性のメッセージ文の引用ですが、自分は手が届かなくて死ぬほど
辛い想いを体験した相談者さんのレスです。かなりの長文ですが、「本当の駆け引きとは何か」
「人を好きになると言う事」「恋人持ちを好きになったら」という数々のテーマが全て随所にこめられた
素直なメッセージです。きっと今悩んでいるみなさんの心のどこかに一致するテーマが書かれているので、ぜひごらん下さい。
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私、最近人生の瀬戸際に立たされましてね。これ以上ないって位の所まで追い詰められました。
そこで、そのまま崖下へ落っこちてしまおうかとも思いましたが、何とか死ぬ気でこらえ
只今に至ります・・・。
その時、フっと思いました。『俺ってわがままだったよなぁ』と。
彼女を意地でも自分の物にしようとしていましたが、それも馬鹿げた事だったと思えます。
かといって彼女の元を離れる訳ではなく、私が彼女の良き相談相手としてや心のよりどころとして
居てあげられるだけで充分だと感じいっております。ほんとそれだけで幸せです。
ただでさえ相手に彼がおり、無理に割って入った訳ですからね。
今まで相当無理をしていたと \(__ ) ハンセイしております。
なんだかそんな、ああしようこうしようという気持ち無しで相手に接していると
相手の反応も今までと大きく異なりますよ。こちらを見る目も明らかに違っています。
でも、彼がいようがいまいが、私は彼女と居られればそれだけで充分幸せ者です。
そんな事はもはやなんの気がかりでもありません。
もし付き合えたらそれはそれでいいですけど、もうそんな事もどうでもいいです。
どんな形にしろ一緒に居られる時間がある。これに勝るものはないでしょう。
これから、一緒に居られる時は一所懸命に相手を想い、大切にしていくのみです。
付き合う形にばかりにこだわっていた自分が情けなくて仕方ないです。
大事な人をいつも助けてあげられる立場にいられる。すごく幸せな事だと思います。
今とても心が晴れやかです。
私はふっきった訳ではないですよ。
今でも1日に何度も彼女の事を考えますし、いつかは付き合えたらと思います。
今までは、それが元で先の事を思い悩んだり鬱になったりする事はありました。
それは自分の事を第一に考えていたからなんです。
実は彼女の事は、自分の欲を満足させる為の対象でしかなかったんです。
そうして付き合ったとして自分の欲望が満たされたら、それが頂点という事ですよね。
付き合えたとしても、果たして長続きするでしょうか?
誰も先のことは分かりません。かといって、想い煩う必要はないんです。
そんな事は意味のない事です。どうあがこうが、なるようにしかなりませんよ。
いくら計算した所で、思う通りにならないのが人生ならば
結果を考えずに相手にしてやれる事をシンプルにしてゆけば良いのではと思います。
その結果に付き合えたなら相手の方からからやってきてくれたという事で
自然な流れであり、無理に別れさせた訳でもないので何の負い目も感じずその後も付き合って
行ける事と思います。
でも、無理に別れさせたり、無理にこっちを向かせようとするとどこかに
ほころびが生じるものだと思うんです。
私の言う無理というのは自分に対しても、相手に対してもです。
自然体で、結果を恐れず、素直な気持ちで相手に接して行けば結果はどうなるにしろ後悔だけは
決してないと確信しています。
私一度、人生リセットしたのでこんな開き直りな体勢になってしまいまして
結果を恐れる気持ちも微塵も無くなってしまいました。
彼女にしてやれる事を無理の無い様に尽くすのみです。
相手を求める事は自分の為なのに、自分を無しにして
相手の事だけを考えてやる行為は一見、自分の為になっていないかの様に見えます。
しかし実際にこちらから何のアプローチをするでもなく向こうからの接触が多くなって来ています。
仕合わせというのはこういう事ではないかと思うのですが、例えば湯船に浸かって
両腕でお湯をこちら側にたっぷりとたぐり寄せようとすると、お湯はどんどん腕の中から逃げていきます。
反対にお湯を両腕で自分とは反対方向に押しやると両腕の中にお湯がたくさん入ってきます。
お湯を仕合わせに見合わせたのですが、いかがなものでしょう。
よく押して引くという話を聞きますが、これと似た様なもんではないでしょうか?
自分の事は二の次に、まず相手の事を考え、してあげる事はなかなか難しい事だと思います。
私もついこの間まで全く出来ませんでした。
けれど、そんな難しい事を相手にしてやれたら、相手も自分が何をされているのか必ず気付きます。
そして、今の世の中そんな事してくれる人間はあまりいないと思われます。
必ず相手の心に真意は伝わっていきますよ。こちらを見る目も変わりますよ。
更に見返りを求めるまでもなく、向こうから何かがやってくるはずです。
見返りだけを求めていると、自分の存在はアピール出来るのですが、無理が
至る所に出てくる気がしてなりません。
やがて心も金属と同じで疲労(無理)が溜まり、折れてしまうのではないかと。
人間そんなに強いもんじゃありません。一人でいるのは寂しくて嫌です。
好きな人に自分だけを見つめて欲しい。支えて欲しい。愛して欲しい。優しくして欲しい。
それが欲しいなら、相手にその全部をしてあげる事からではないでしょうか。
そうする事で自分の身にもそれが幾らか返ってくるはずです。
そして、それが積もり積もっていったなら、いつかは状況にも変化が表れてくるでしょう。
付き合う、付き合わないは結果なのではなく、そんな行動をしていった一つの過程に
すぎないと思います。
こういう事が出来たら、その人と付き合えなかったとしても人間としての価値は
格段に高まったと思います。絶対に無駄にはなりませんよ。
人生って川の流れの上に浮かぶ小船みたいなもんじゃないかと思うんですね。
ここの岸から向こうの岸まで行こうとしても、川の流れに流されてなかなか思う
通りの地点には辿りつけません。だからといって、目標地点に着けなかった事を
悩んだり、悔やんだりする必要は無いと思います。只単に結果なだけなんですから。
もしかしたら、今まで努力してきた事が、当初の目標地点ではなかった場所で報われる
かもしれません。だから、心配なんてする必要は無いと思うんです。
人生どうなるかなんて分からないんですからね。お気楽が一番!
想う人に彼や彼女がいる。
そんなイバラの道の上にいる我々は人生をじっくり見つめたり、
人を優しく包み込める人間になれる機会に恵まれた人達なのではないでしょうか。
そして、その機会はそれを乗り越えられる人にしか与えられないものだと
少なくとも私はそう思っています。
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